【親からの質問】
Q1.例えば小さい子が触ってはいけない物を触った場合、手をたたいたりするのはどうでしょう?
A.「ナイフはなめる物じゃないのよ。何かをなめたいのなら、スプーンをなめなさい。」と言ってスプーンをわたす。同じことをやるようなら、親も同じ情報を子どもに与え続ける。
Q2.リビングルームに行くとソファーの上に、みかんの皮と種が食べ散らかしてありました。二人の息子に、「誰がやったの?!」と聞くとお互いに「ぼくじゃないヨ。」と口々に言うんです。この場合、どんな対処法がありますか?
A.もし「誰がやったの?」と聞いた場合、大抵は「私(ボク)じゃないヨ。」という答えが却ってくるはずです。そこで親が「それじゃ、どっちかが嘘をついているのね。」と、追求すればするほど子どもも自分の罪をかたくなに認めなかったりするものです。そうなると当然、親としては怒りを覚えます。この場合、無理に犯人を見つけて罰するよりは、自分の怒りの気持ちを表現します。例えば、こんなふうに
「ソファーに食べ物が落ちていると、本当に頭にくるの。みかんの皮は、しみになって取れないのよ。」そうすると子どもは「でも、ぼくじゃないよ。」とか「犬がやったんだよ。」などと反論してきます。そこで、「お母さんは、誰がやったかとか、もう起こってしまったことで、誰かを責めることには興味がないの。これからは、こういうことが起こらないようにしてほしいの。二人とも今すぐソファーの上をきれいにしてちょうだい。」
【罰ではなく、こどもにやってしまったことに対する解決方法を見つけさせる】
また罰を与える代わりに、子どもに自分でやってしまったことに対する解決方法を自分で考えさせる、または修正をさせることも大切です。それは、子ども達が将来大人になって何かミスを犯してしまったとき、「自分は、なんて馬鹿なんだ。罰せられて当然だ。」という思考パターンではなく、「ミスをしてしまったが、どうしたらこの状況を改善できるだろうか。」と考えられる人にするのです。